今までも年明けの答練の記述講座を担当されていましたが、なんと今年から山村講師が記述の直前対策講座を始めるそうです!
講座名は「最後の記述式」という講座で、不動産登記6時間と商業登記6時間のコンパクトな講座となっています。
今回はこの講座についてまとめてみましたので、よかったらぜひチェックしてみてください~
答案構成で有名な山村講師が遂に直前対策講座も担当ということでとても気になる。
そもそも伊藤塾の山村講師の記述の解き方とは?
伊藤塾の山村講師は、答案構成用紙を使って、事実関係や権利関係をビジュアル化して、その上で実体判断などをして思考の流れを目に見える形で残す解き方です。
答案構成をすることで、①自分の思考過程を視覚化でき、②解答に絡む事項を失念してしまうのを防ぐことができます!
山村講師の答案構成について詳しく確認されたい方はこちらの記事もよかったらチェックしてみてください~
「最後の記述式」の講座特徴とは?
講座の特徴①「連想力」を鍛える総仕上げ講座
連想力とは、試験問題のキーワードから関連知識を素早く「連想」し、それを問題にあてはめる力のことを指します。
伊藤塾の記述対策講座では、上記の連想力を養うために問題を見た際に関連知識を連想するように教わります。
例えば、「相続が発生した場合には、遺言があるかどうか→遺言がなかったら、以前死亡・欠格・廃除・相続放棄はあるか→法定相続人は誰か」のように連想するということです。
山村講師の本講座では、この連想力を鍛える総仕上げ講座として、具体的に問題や別紙に記載されているキーワードに着目をして、「このキーワードがあったら、何を連想しますか?、何に注意が必要ですか?」と1つ1つ最終確認・検証していくものとなっています。
また、テキスト教材にも上記の連想する箇所を明記して、確認できる体裁となっています。
- 登記記録などの「別紙」を具体的に示し、連想事項1つ1つ確認していく
- 「キーワードとなる文言」を確認したうえで連想事項を示していく
問題のどこを注意するか、着目すべきキーワードからの問われる内容の連想力は記述攻略の重要なポイントですよね!
講座の特徴②基礎的な論点の総仕上げ講座
直前期は新しいことを詰め込むよりも基礎のブラッシュアップが重要ですよね。
本講座では、直前期だからこそ、基礎の徹底に情報を絞り込み、効率よく点数を伸ばせることを意識して作成されているとのことです。
また、講座自体が不動産登記法6時間、商業登記法6時間となっていて、テキストもコンパクト設計なので、消化不良は起こしにくく設計されています。
そのため、今までの基礎知識を精度を高めたい、最終確認をしたいという方にとっては、うってつけの講座になります。
- 基礎知識の最終確認
- コンパクトなテキスト
「最後の記述式」の受講対象者とは?
連想力を鍛え、記述式対策の総仕上げをしたい方
枠ズレを防ぎ、手堅く合格ラインを越えたい方
直前期に絞込みをかけた記述式対策をしたい方
この講座では、連想力や基礎力の確認に注力をしているので、山村講師の答案構成を身に着けるものではないことには注意が必要です!
上記点から初学者や基礎力に不安がある中級者向けというのが想定できます。
記述はある程度完成をしていて、難しい問題やより実力を上げたい、試験予想問題を解きたい方にとっては、蛭町先生の記述対策講座の方がおすすめです!
まとめ
山村講師の直前対策講座の「最後の記述式」は連想力や基礎力に注力した講座で、いままでの自分の知識をブラッシュアップするための総仕上げ講座となっています。
山村講師の解き方(答案構成の方法)を学ぶための講座ではなく、問題を解くときに意識する点や連想力を鍛えるものなので、しっかり身についていない方にとっては点数に直結しやすい講座になることが想像できます。
価格も今なら22,400円(クーポンコード:21c23371)で受けれるので、気になった方は割引が効く4月30日までに申し込みをしましょう!