司法書士試験の勉強を働きながら勉強している兼業受験生の方も多いはず。
・兼業受験生だった講師の方の勉強法を知りたい
・これから司法書士試験を目指そうと思うけど、どうやって勉強したら良いの?
・ちょっとでも効率よく勉強したい
上記のことが気になっている方向けにLEC実務家講師で兼業受験生だった福島先生が本を出版されました!
それが「司法書士試験 時短合格術50」です!
実務家講師であり、兼業受験生であった福島先生が出版された本書についてこの記事で紹介したいと思います。
そもそも福島先生って何者?
福島先生は現在LEC専任講師をされながら、実務家としても司法書士として活躍されています。
ご著書にも記載されていますが、大学卒業後司法書士法人に入社し、超多忙な環境(9時から25時勤務)で働きながら勉強をされて、司法書士試験に3年で合格されています!
また、保有資格は司法書士だけではなく、行政書士やマンション管理士など複数資格を保有されています。
- 司法書士(簡裁訴訟代理認定)
- 行政書士
- マンション管理士
- 管理業務主任者
- 宅地建物取引士
- 2級FP技能士
- 日商簿記検定2級
- ビジネス実務法務検定2級
福島先生は兼業受験生で多忙な環境で勉勉強しながら司法書士試験に合格しているだけで凄いのに、司法書士以外にも実は行政書士やマン管とか複数試験にも合格していて凄すぎ
「司法書士試験 時短合格術50」の構成
第1章 司法書士試験に挑戦する前に知っておきたいこと
第2章 短期合格者だけが知っている真実
第3章 択一の正しい対策法
第4章 記述の正しい対策法
第5章 スランプを乗り越える
第6章 試験でベストを尽くすには
第7章 科目別の正しい対策法
第8章 未来像がモチベーションを高める
本書は8章から成り立っていて、大きく分けて司法書士試験の概要、司法書士試験の勉強方法、司法書士の仕事に関して記述がされています。
そして、章の中でさらに項目ごとに分かれており、1つの項目が2Pから3p位でコンパクトに記述されていてさくっと読める勉強本になっています。
福島先生の勉強法について
福島先生は兼業受験生だったので、働きながら勉強している方へアドバイスができる点を生かし、本書でも勉強の仕方について紹介しています。
- 勉強計画やおすすめ教材について
- 勉強計画を立てる上でのテキストと過去問を使う順番
- 過去問の解き方
- 気分転換の方法
などがまとめられています。
福島先生はショートスリーパーで、仕事後あまり寝ないで勉強されていた方だから普通の人じゃ参考にならない?
本書を読む限りでは、王道な勉強方法で誰もが参考になる部分があると思います。
テキストや過去問の使い方、気分転換方法など誰でも実践できる内容が記載されています。
ちなみに本書で紹介されている、指定した時間まで開けられないタイムロッキングコンテナはおすすめです。
メンタリストDaigoさんもおすすめしています!
択一や記述の対策と科目別の対策について
択一や記述の全体的な対策方法についてだけではなく、科目ごとの対策方法について記載がされています。
1科目ごとに勉強に対するワンポイントアドバイスが記載されています。
例えば、〇〇の科目は過去問重視で解きましょう。と書かれていて、その理由が書かれていいます。
逆にどの科目をどのように、どの部分をやるべきかまでは記述されていないので、科目ごとの深い対策や科目ごとの解法テクニックや暗記方法までは記載されていません。
解法テクニックや暗記法等を目当てに購入を考えている方は別の対策本の購入(例えば、森山先生の司法書士試験 暗記の力技100 )などを考えた方がよいかもしれません!
実務家としての司法書士業務に関する視点
福島先生は実務家として独立されていて、司法書士業務にも日々携わっているため、実務家としての視点で本書を書かれています。
本書の最後には、福島先生の司法書士としてのとある1日が記載されていたり、今後の司法書士業務に関する福島先生の見解などが記載されています。
この辺は司法書士業務を実際に全く知らない人にとって(これから司法書士の勉強を始める方)などにとっては参考になると思います!
まとめ
今回福島先生の著書「司法書士試験 時短合格術50」について紹介しました。
サクッと読めて、参考にできる部分が多くあります。
ただし、既に自分の勉強方法を確立していて、暗記法や解法テクニックを求めて購入を考えている方には物足りないと感じてしまうかもしれません。
網羅的に司法書士試験について記載がされているので、最初にも記載した通り、これから司法書士の勉強をされる方や勉強法が定まっていない司法書士試験の勉強を始めたばかりの方に特に向いています!
気になった方はぜひ手に取ってみてください!